アラサー、アラフォーが好む三低男の時代

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私が20代の頃は、結婚相手の条件として『三高』が求められていた。いわゆる、高学歴、高収入、高身長。あれから数十年、今は、『三低男』がもてはやされてきている。三低…すなわり低姿勢、低依存、低リスクのことである。物腰が柔らかで、自立していて、将来に向けてリスクが少ない職業に就いている男性。具体的に言えば、自分の価値観を押し付けない低姿勢の男性が求められる。自分が仕事や趣味で忙しいから、放っておいても洗濯や身の回りの始末は自分でできる低依存の男性がありがたい。昔は主従のようだった夫婦関係が、今は対等に相手を認め合わないと成立しない時代なのかもしれません。

本当にそんな『三低男』はいるのだろうか。低収入、低学歴、低身長ならそこらに沢山いるかもしれないが…と思っている方は多いのではないでしょうか～？でも、いました「三低男」。「三低男」を好む女性が…。つまり、彼女は、恋愛中も結婚後も、何でも仕切っていきたいが、だからといって人と衝突するのも好きではない。必然的に、最初からぶつからない相手を選ぶことになる。つまり彼女は最初から場所をすぐに譲ってくれるような、低姿勢の男を選んでいる。また、「私は超わがままだから、ある程度、勝手をさせてくれる男じゃないとうまくやっていけません。」…と言う女性が増えて来ています。アラサー世代よりアラフォー世代の女性の方が増えてきているように結婚相談の入会面談をしていてわたしが最近、思うところです。

低姿勢、低依存というのは、今の時代だからこそ求められる条件だと思います。女性が強くなった……というより、昔に比べ自己主張をするようになったと言えると思います。職場でもそういう女性が増えてきたのではないでしょうか？

ただ怖いのは、「三低」という条件だけでパートナーを探したら、失敗する可能性もあると思います。低姿勢は、「覇気のなさ」かもしれないし、またはとことん自信のない男性かもしれない。最悪なのは、もしかしたら、相手に対する関心が薄いゆえに低姿勢、低依存になっているケースもあるということです。最近は「人を愛せない男性」が増えて来ていると聞きます。社会との深い関わりを持ちたくない、穏やかに生活がしたい、出来たら、言い争いなどはしたくないばかりに、おとなしく静かに振る舞う。表面上の気楽さに目を奪われ、そんな男性を掴まないようにしてくださいね。

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